今回のシンボルタワー祭りは、パラグアイ移住80周年にちなみ、パラグアイフェアを開催いたしました。80年前に日本人が移住し、困難に立ち向かいながら開拓していった頃の南米パラグアイの文化や風習をイベントを通して体験しました。

まず最初にステージに登場したのは、パラグアイの民族音楽をハープで奏でるアルパ・デュオ・ソンリーサの皆さんです。いつもは、エンリケ・カレーラさんと松木ありささんのお二人で活動されていますが、シンボルタワー祭りのためにスタッフの方と一緒に演奏していただきました。
アルパ(ハープ)の柔らかく繊細な響きは、パラグアイの豊かな自然を表現しているようで、ご来場された皆さんは、その澄んだ心地よい音色にうっとりしていました。
アルパの演奏をバックにタニア・ペラルタさんのボトルダンスも披露されました。黒いボトルを頭の上に乗せているだけですが、ダンスをしてもボトルが落ちません。乗せるボトルの数が2本、3本と増えていき、ついには5本も頭に乗せダンスをした時は、驚きの歓声が上がり拍手喝采が止みませんでした。

ワークショップコーナーでは、パラグアイの伝統刺繍「ニャンドゥティ」の実演を行いました。ニャンドゥティは、パラグアイに伝わる虹色のレースで、「蜘蛛の巣」という意味で、色とりどりの糸と針で作られる繊細な刺繍です。見に来た女の子たちは、スタッフの方に教えてもらいながら熱心に編んでいました。
また、ワークショップコーナーの前ではアルパのレクチャーもあり、子供たちがアルパをつま弾いていました。

午後はタニタさんの指導でダンスレッスンがありました。参加した小さい女の子たちはパラグアイのスカートをまとい、お母さんと一緒にステージで踊ります。大人はパラグアイの音楽合わせてタニタさんやスタッフの方と踊り、楽しいひと時を過ごしました。
またイベントは他にも、パラグアイのコーヒー農園の麻袋を履いて走るレースや、いす取りゲーム、ピニャータ割りなどがありました。
ピニャータ割りは、くす玉が割れるとお菓子がもらえるとあって、子供たちの列ができるほど大盛況でした。

今回は、アルパのスタッフの方々と一緒にいろいろなイベントが体験でき本当に楽しいシンボルタワー祭りとなりました。また、東京マッドさんも応援に駆けつけていただきありがとうございました。








      


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